大変な国際結婚

国際結婚に憧れているという方、結構多いですよね。

ひと昔前は、日本で働く外国人と結婚場合、配偶者となるのは大企業など比較的大きな組織で働く外国人の方が多かったかもしれませんが、現在は実に様々な事情の外国人の方が日本に滞在しています。大きな組織で働く外国人の方との結婚などは、元々の身元がはっきりしている場合が多いため手続きも比較的すんなりいく場合が多いのですが、現在は多種多様な国際結婚のケースが増えているため、その手続きも難しく専門的な知識を要する場合が多くなっています。

 

そもそも私たち日本人は、憲法で婚姻の自由が保障されているにも関わらず、なぜ外国人と結婚して日本で暮らすことが大変なのでしょうか? “大変な国際結婚” の続きを読む

遺産分割協議書とは

遺言や相続の相談を受けていると、遺産分割協議と争いや裁判、または遺言などがごちゃごちゃの認識になっているケースがあります。

遺産分割協議とは、平たく言うと相続人の話し合いにより相続分を決めることですので、相続人の争いとは真逆のものです。争いになって話し合いもままならないのであれば、調停や裁判で決着をつけるしかありませんので当然、遺産分割協議は行われません。 “遺産分割協議書とは” の続きを読む

相続人以外の者に死後の財産を譲りたい場合

故人の財産を含めたあらゆる権利義務は、死後原則として相続人に承継されます。

もし民法の定めた相続と違う内容を遺したいという場合、遺言でその内容を示すことにより被相続人の希望する相続をすることができます。これを遺贈と呼びます。

遺贈はであれば、お世話になった友人知人、相続権のない子の配偶者や、孫や甥・姪などに財産を譲ることもできるのです。

“相続人以外の者に死後の財産を譲りたい場合” の続きを読む

ビザって何?

ビザというと、知っているようでよく知らないという方、実は多いのではないでしょうか?

パスポートとごっちゃのイメージになっている方もいますし、日本に在留する外国人の方の場合、在留資格を指してビザと言うことも多いです。

 

もちろん、法律上ではパスポートビザ在留資格はすべて別物です。 “ビザって何?” の続きを読む

任意後見制度とは?

成年後見制度が、裁判所の審判により法定代理人である成年後見人を選任する制度であるのに対し、任意後見制度は、任意後見契約を結ぶことで自ら選任した任意代理人を任意後見人とする制度です。

任意後見契約は、私法上の契約によるものとはいえ、契約は公正証書によりなされるため高い実効性が担保されます。また任意後見人の不正等がないよう、その事務を監督する任意後見監督人任意後見開始時に裁判所より選任されます。

 

任意後見契約は、状況により、①移行型、②即効型、③将来型の3つから選ぶことができます。

“任意後見制度とは?” の続きを読む

配偶者居住権

配偶者居住権とは、2018年に改正された民法(相続法)の中でも特に注目度の高いポイントの一つです。

実際に施行されるは、2020年4月であるため、2019年5月現在の相続ではまだ対象となりません。

 

配偶者居住権とはどのようなものか?

これまでの相続法においては、相続により不動産の所有権を得ることはあっても、配偶者の居住権という概念が特に設定されていなかったため、被相続人の死後、遺産分割により生存配偶者が住む家を失ったり、生活費となる現金が十分に相続できないという問題が生じることがありました。 “配偶者居住権” の続きを読む

皇室典範特例法(退位特例法)とは?

今回は、趣旨を変えて令和元日に合わせたミーハーな記事を書かせていただきます。。。

 

 

皇室の皇位継承や身分に関しては皇室典範という法律により定められています。

そして特例法とは、広く一般的に用いられる普通の法律と違い、その名の通り何かしら特別なケースに向けて特例として設ける法律を言います。

“皇室典範特例法(退位特例法)とは?” の続きを読む

胎児の相続権

私たち自然人は、生きて生まれた時点から権利能力を有するとされています。

よって、まだ母親のおなかの中に存在する胎児は原則として権利能力を有さないことになります。

 

ただ原則があれば必ず例外があるという話で、例外的に胎児は、相続権損害賠償請求権においては「既に生まれたものとみなす」とされています。 “胎児の相続権” の続きを読む

【成年後見制度】成年後見人について

成年後見制度とは、認知症や知的障害などの精神上の障害により判断能力が不十分である者に後見人を付け、法的な観点から保護する制度です。

精神上の障害があれば当然に成年後見が開始されるわけではなく家庭裁判所に申立て、審判を受けることで開始され、判断能力の程度によって3種類の後見人を選べます。

重い順に「成年後見」>「保佐」>「補助」から選択することになります。

 

今回は、最も重い場合の成年後見についてお話しましょう。

“【成年後見制度】成年後見人について” の続きを読む