遺産分割協議書とは

遺言や相続の相談を受けていると、遺産分割協議と争いや裁判、または遺言などがごちゃごちゃの認識になっているケースがあります。

遺産分割協議とは、平たく言うと相続人の話し合いにより相続分を決めることですので、相続人の争いとは真逆のものです。争いになって話し合いもままならないのであれば、調停や裁判で決着をつけるしかありませんので当然、遺産分割協議は行われません。

では遺言がある場合は、どうでしょうか?遺言があれば基本的には遺言内容に従うため、この場合も通常は遺産分割協議へは発展しません。

 

遺言が無い場合の相続で、争いにさえ発展しなければ、多くの場合は、誰がどの財産をどれだけ相続するかと相続人同士の話し合いにより相続内容を決定することにります。

この相続人同士の話し合いが「遺産分割協議」と呼ばれるものです。この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は family_isan_happy-3.png です

では遺産分割協議を行えば、遺産分割協議書は必ず作成しなければならないかというと作成しなくても分割協議の効力は変わりません。遺産分割協議は、口約束でも問題なく成立します。

ただし遺産分割協議書がなければ、後になって「納得がいかない」と他の相続人に言われても、遺産分割協議の結果を公に証明する証拠が何もないのです。

よって遺産分割協議が整えば、相続人全員の合意の署名押印がされた遺産分割協議書を作成することで蒸し返しによる争いを防ぐことができるため遺産分割協議書は作成した方が安心と言えます。

遺産分割協議書とは、遺産分割協議が成立し各相続人が合意したことを書面に示した一種の合意契約書と言えます。

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